2 超大切!基礎から応用力へ

Z会勉強方法


 
応用力はとても大事です。酸素の次くらいに大事です。難関大学を合格する為には、絶対に身につけておかなければならない必須の力です。なぜなら難関大学はストレートに出題してこない。そんなちょっとひねった問題を解くための「武器」。身につける訓練はしていますか?

応用力とは、暗記ではなく、実践する力の事

偏差値が50を超え、60も見えてきていた頃、明治・立教・法政などの私立大学の問題をやってみたのですが、正解率がかなり低い!悩んだ末、顔はカピパラみたいなのに勉強だけは出来る兄に相談したら、はっきりとこう言われました。
 

それは応用力がないからだよ。おまえくさいよ。
応用力はトレーニングしないと身につかないよ。おまえマジくさいよ。

応用力習得の為の練習方法とは

実は、応用力って基礎を身につけた後、訓練しないとなかなか身に付いてくれないようです。基礎は覚えるだけなので、誰でも出来ます。いわゆる暗記のレベル。でも、応用力は、基礎の実践になるので、覚えた基礎をどう使うのか?ここを訓練しないといけないわけです。

例えば、野球・テニス・卓球などのスポーツでもそうですよね。正しいフォームを身につけるのは何より大切だけれども、ただ素振りだけしてても意味がない。動いているボールを打つ訓練をしなくちゃ試合じゃ結果を出せません。

ん?なんか例えが違うな・・・。正しい食材を買っても美味しいオムレツになるとは限らない。いや、ちがうな・・・格好いい服を買っても3頭身だと似合わない・・・・うん。どれもしっくりこないのでやめときます。ま、そんな感じです。
 
 

応用力習得の為のトレーニング方法

では、どう訓練したのか?ご紹介しましょう。それは、今の自分のレベルよりも「ちょっとだけ難しい問題を数多くこなす事一択」です。皆さん経験ありませんか?問題集などをやってて、答えられなかった問題の回答を見ると「あぁ。なんだあの公式かよ!」みたいなこと。アルアル。
 
 
そうなる理由はですね、問題がひねってあって気づけないんです。折角暗記して蓄えた基礎知識を使えていないんです。まさにこの部分が応用力です。この「あぁ。こういうケースにはあの基礎を使うのか!」という気付きを数多く経験する事。そして、この気付きの引き出しの数が受験本番までに出来るだけいっぱい持っている人が合格です!
 
 
暗記しただけでは解けないちょっとレベルの高い問題に数多く触れて「解法のパターンの引き出し」をいっぱい持っておくこと。難関大学合格はまさにここです!
 
 

応用力を身につけてゆく

ただ、難しいところなのですが、いきなり難しい問題集などに手を出して絶望。そしてスランプ。という事があります。難しい問題は誰だっていきなりは無理です。なので、ちょっと難しい、いわゆる良問というやつに数多く触れてゆく事が大切!良問を出す問題集は数多くありますね。良問問題集(旺文社)、Z会、進研ゼミ、などなど・・・僕の時とは、時代が違うので今はもっと調べればいっぱい出てくると思うのでそのへんの情報収集もお風呂入りながらでも手が空いてる時やってくださいね。受験は情報戦でもありますよー。

現代文

現代文は、基礎部分がしっかりしていれば大丈夫。日本語なので理屈じゃない部分が多いです。テクニック的な事を多く説明する参考書・講義が多いですが、文章の意味を汲み取れる読解力さえつけていれば大抵の設問に対応出来るようになっているはずです。なので自分は、ずっと継続して「本」「新聞」を毎日読む訓練を続けていました。

英語

英語も意味がわかる事が重要ですが、難関大学の問題を見てみると単語集で覚えた4000単語では足りない気がしてきました。そこで、1つの単語の複数の意味を完璧に覚える事に。長文に知らない単語が出てきても文脈から大体の意味を推理できる訓練もしました。

世界史・日本史

基礎力養成時期にやっていた教科書の熟読がベース。それに加え用語集をボロボロになるまで読み込み、一問一答で実力チェック。基本的にこれだけ。問題集あれこれ手を出したりしなかった気がします。社会科という科目は時間をあけてしまうと忘れてしまう事も多いので無理矢理にでも定期的に。

コメント

タイトルとURLをコピーしました