結果から言うと「Z会の古文」は、それほどやらなくても良かったかなと思います。実際途中から古文だけは辞めてしまいました。その理由なのですが、古文や現代文は、結局は日本語なので「意味が取れて理解が出来てしまえば回答出来る科目だから」です。まして古文なんて、訳してしまえば、そのストーリーは、漫画みたいに簡単な話が多いのです。
古文に接する機会を増やす
とにかく古文は読みました。「源氏物語」「平家物語」など主要なものは当然として、ほぼ毎日現代訳が載っている古文を片っ端から読みまくりました。その中で意味が取れないものは、チェック。そしてなぜ意味がとれないのか?どこが間違っていたのか?を洗い出してチェックしました。1日に5話必ず読むのを日課にしてたと思います。単語・構文などを抑えた上で毎日古文に触れていれば、それほど苦戦する事もなくなる教科だと思います。
志望校の古文が何割取れる?
それでも古文については、各大学で癖が出やすい教科かと思います。本当にあっさりとした設問の大学もあるし、ここまで聞く?みたいな設問の学部・大学もあります。そこでまず、最初にやるべき事として、出題傾向の分析は大事だと思います。どういう設問が多いのか?という出題側の癖を読み取る練習ですね。赤本と市販の問題集などを使いながらやっていました。
- 単語・構文がわからなかったからなのか?
- 意味は取れるけど、出題者の意図を汲み取れていないのはなぜか?/li>
- 意味は取れるけど、出題者の意図を汲み取れていないのはなぜか?/li>
私の場合は、知らない構文の意味がほとんど取れていませんでした。市販の参考書そこで、徹底して「単語」「構文」を覚える事から始めたのです。
単語、構文、公式おすすめ覚え方
一般的に、暗記モノって、覚えるだけでテストしない人って多いんですね。実は、記憶というものは、インプットばかりでは、効率が悪いのをご存知ですか?テスト(アウトプット)をすると、かなり効率的に覚える事が出来ますよ。1回の覚えたら3回テストするというやり方を繰り返しました。こうする事で、ゲーム感覚になって、とっても暗記しやすくなりますよ。ダラダラと時間をかけていては、もったいないです。
暗記は、一気に、テストしながらやる!と嘘のように捗ります。
>>> 「1日15分でOK! ダラダラ覚えない単語暗記法」を読む
わからない単語は、前後の文脈から推測する・・・なんて言いますが、それでは、時間の効率が悪いですよね?限りある試験時間を有効に使う為に、暗記してしまう方が、ベストだと思います。
Z会で古文が得意になった方法
私がやった方法をご紹介します。まず、古文を読み、それを現代語に訳します。そして、意味のわからなかった、単語、熟語、構文を調べる・・・と、ここまでは誰でもやる事でしょう。
私がやったのは、「次にその逆をやる」という方法です。つまり、和訳した現代語を、今度は、逆に古文に書き換えてみると言う方法です。
一回目:古文→現代文
二回目:現代文→古文
こうする事で、単語を逆の発想で考えられるようになります!たとえば・・・
(現代語訳)「宮中によんどころない用事がある」と言って。
↓ これを古文に変換
(古文)「うちに、やむごとなき事あり」とて。
正解は、『うちにしも、やむごとなき事あり』とて
助詞などは、完璧には出来なくともOKです。暗記する事が目的だからです。
こんな感じで、逆からやると、嘘のように頭に入ります。古語だけを見て、現代語の意味を無理やり覚えようとするから、頭が飽和状態になり、覚えにくくなるんですよね・・・(^_^;)
Z会で解答方法を学ぶ
古文は、意味が取れると、グ~ンと得点出来るようになります。なぜなら、現代語に訳した、そのストーリーの内容は、現代文の評論などとは違って、とても簡単なストーリーだからです。
そして、設問に対する答え方には、ちょっとしたコツがあります。その辺は、Zstudyをやっていれば、もう完璧!早慶上智レベルでも、「あぁ、出題者はここを理解してるか?試しているんだな?」という感じになります。
Z会の問題集は、良問が多いので、数をこなしているうちに、解答方法にどんどん慣れて、答えの引き出し数が増えるようになるからです。
Z会古文勉強方法まとめ
- まずは単語、熟語、構文の暗記から
- 暗記は、テストをして覚える
- 現代語を古語に変換する作業も織り交ぜる
- 解答の作り方にはコツが必要。Z会は良問揃いなので難関大受験にオススメ!
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