応用問題が解けずに困っている人って多いようです。基礎力は、しっかり身につけているはずなのに。。。何故?って思いますよね?
答えは簡単です。身につけた「基礎力」の使い方が分からない・・・もしくは、上手に使えていないのが理由だと思います。
何故、合格する為に応用力が必要なのか?
大学3年のある時、ゼミの教授(大学入試問題作成担当)に、こんな質問をした事があります。『先生、何故、入試の問題ってあんなにムズかしかったんですか?』すると、先生は、「だって応用力がみたいから・・・」と言っていました。
大学の使命は、学問・研究を発展させる事です。その為に、ゼミというものがあって、教授を中心に学問の研究を進めていますが、実は、ここがポイントです。
つまり、一緒に学問を発展してくれるのに、あなたが相応しいか?そんな適正があるのか?大学側は、入試を通じてみたいのです。これは東大、京大、早稲田、慶応など難関大学と言われる大学程、その傾向は強くなるのでしょう。
応用力とは何なんなのか?
まず、基礎力というのは 、一言で言えば、 知識レベルです。知っているか?知らないか?暗記で対応出来る部分でしょう。覚えてしまえば良いだけなので、比較的誰でも身につけやすい部分です。
わかりやすい例で言えば、社会の一問一答の問題集のようなものです。
これに対して、応用はまったくの逆。一問一答ではありません。ひとつの問題に対して、自分の持っている「基礎」と「基礎」を結びつけたりして、答えを導きだすのが応用力です。
論述問題などがコレに当たるでしょう。
応用力を身につけるには?
このように応用力は、基礎力をベースにして、どの基礎を使えばいいのか?それを瞬時に判断できる経験が必要になります。そうなる為には、基礎を身につけたあと、ある程度、訓練(経験)が必要になってきます。Z会の難関大学合格率が異常に高いのも、おそらく、この訓練をするのに最適な教材だからでしょう。
>>> Z会の難関大学合格者数を見る
偏差値60越えてるのに明治の問題が解けない!
私は、偏差値60くらいの時に、明治の問題が解けませんでした。正解率は50%くらい。これではヤバイなぁ・・・と思っていた時に、兄がZ会を薦めてくれたので、やってみました。
Z会は、難しかったのですが、やり続けるにつれて、成績もアップしました。Z会模試で偏差値60くらいを叩き出せるようになると、明治の問題の正解率が70%~80%に跳ね上がったのを覚えています。
やはり、応用力は、訓練(経験)です。とにかく訓練(経験)しかないでしょう!基礎力の使い方の引き出しの数を増やす事です。
まとめ
・大学(特に難関大学の場合)は、学問の研究の為、応用力がある生徒が欲しい
・応用力とは基礎力をどう使うか?という事
・基礎の使い方の引き出しを増やす訓練(経験)を積む必要がある
・その為には、ある程度の難易度の問題を解かなければならない
・Z会の問題は、良問が多いのでこれに向いている
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